大人気中華『味坊』の代名詞的な羊肉串。ワイン片手に食すスタイルでも評判だ。適度なサイズ感や企業秘密という下味、串打ちの妙が生む心地よい弾力としっとり深い味わいがたまらない。極めつきはファンも多い独自スパイス。ふりかければ複雑味のある香りがおいしさを底上げする。

子供に安全なものを食べさせたいとの思いから、可能な限り添加物を使わない商品を作り続けて20余年。山形県産を中心に、国産豚肉を厳選使用。この3点は酒に合う辛口セレクトだが、肉の食感と旨みもしっかり。ソーセージは絶妙な塩気、リオナーは豚耳のコリコリ感がクセに。

北海道産小麦を使い、熟成で生み出すもっちり皮。餡にはねぎ油を練り込み、かぶりつくなり肉汁が吹き出す設計に。道産豚肉の旨み弾ける「オリジナル」、十勝産マッシュルーム×道産鶏肉で上品な風味の「とかちマッシュ」、千歳産銘柄豚の肉汁が甘やかな「プレミアム」の3種を楽しめる。

一本釣りで獲ったカツオの中から脂のりのよいものを厳選。船内で急速冷凍し、桂浜の松葉を火種に、職人が豪快に手焼きで仕上げている。解凍してもドリップ感はなく、赤身はむっちり。凝縮した旨みと松葉の香りが交錯する罪な旨さだ。ゆずを使ったタレと室戸岬の海塩でどうぞ。

ローマの名店で腕を磨いたシェフ。15年前にこの四角いローマピッツァを日本に初上陸させた。石臼挽きの福岡県産小麦をベースにした生地は、高加水＆長時間熟成で、外はザクッ、中はふわもち。その上では、九州産食材やイタリア産チーズが華やかなハーモニーを奏で、満足度もひとしお！

宮城県産豚肉と国産野菜にこだわり、添加物に頼らない手作りを頑固に貫く。もっちりとした自家製皮にかぶりつけば、豚肉のコクの中から手切りした白菜の甘みが広がり、食感も印象的。にんにく不使用ゆえに素材の風味が感じられるやさしい味わいで、いくらでも食べられそう。

北海道・別海町産の良質な牛肉をメインに使い、ほろほろに煮込んで牛脂と塩だけで仕上げた無添加コンビーフ。シンプルだからこそ、噛むほどに肉の旨みが押し寄せてきて感嘆！脂っぽさはなくその軽やかさに驚くはず。そのまま酒肴でも、ポテサラやおにぎりの具材としても旨し。

宮城県産の魚介の魅力を伝えたい!そんな情熱が宿る2品。宮城県沖で獲れたホタテと牡蠣を、古くから石巻の漁師に伝わる「潮煮製法」で仕上げている。塩や水すら使わず、それぞれの身からほとばしる潮のみで煮込んでいて、噛みしめると濃厚な旨みがジワッ。深い滋味に感動しきり。

ひと口食べてニンマリ。身は立派で骨まで柔らか、脂は品よし香りよし。使うのは旬の時期に水揚げされた銚子産マイワシ。きもと造りの料理酒をふりかけて直火焼き後、燻製したこめ油を加えることで奥行きのある風味を生んでいる。つまみにおかずに大活躍間違いなし!

味の要は、北海道余市産『北島豚』。細挽き＆粗挽き肉と手切りのモモ肉を合わせ、コラーゲンスープとともに濃い旨みを閉じ込めた。さらに、ホタテとエビを加え、力強さはありつつ海鮮の風味も生きた穏やかな味わいに。自家製生姜醤を添えれば味が締まってまた格別だ。