気負わず、美味しく。晩酌を充実させたい
SNS上でポストされるグルメ情報も大人気なグルマン文筆家・ツレヅレハナコさんによる〈お酒のつまみ〉お取り寄せ企画第２弾！今回は、ツレハナさんが長年に亘り取り寄せているものや唯一無二の味わいまで、よりプライベート感のあるオトナな家飲みつまみを厳選してご紹介。小腹が空いたときにも重宝しそうな、ウマつまみばかりです。ほうら、お酒が飲みたくなってきたでしょう？ 酒呑みの心に火をつける秀逸セレクション、家飲みがかなり楽しくなりそうです！
ワインの相棒はコレ!品よく主張する肉の旨みがやみつき
佐渡島にある『へんじんもっこ』のシャルキュトリー。“頑固な変人”を意味する店名の通り、頑固にドイツ製法を貫き、ソーセージやハム類、サラミを手作りしている。特に、「15年来のワインの友が『たまとろサラミ』。津南ポークを乳酸発酵させた生きたサラミで、ふにゃふにゃとした食感がたまらない」(ツ)。加えて、燻香心地いい「スモーク生ハム」、品のいい旨みと香味が絶妙な「田舎風パテ」とくれば、ワインが進むこと請け合い！
サクサク、ジュワッ茨城県のご当地餃子は魔性の風味で虜に
焼き饅頭と見紛う、ころんと丸いカタチが可愛い。こちらは、茨城県古河市で昭和39年に創業した『丸満餃子』の名物。「サクサクの分厚い生地を頬張ると、肉汁がジュワッ。ふわっとシナモンのような香りがしてひと味違う美味しさ」(ツ)。20数種の具の旨みとニンニク不使用のやさしい味わいに、門外不出の秘伝スパイスが独特の風味を生み出し、クセになる。肉と野菜の旨みに海鮮の風味が重なるモッチリ大ぶりの水餃子とセットでどうぞ。
想像の遥か上をいくまろやかなコクと上品なスモーク香!
蒜山高原で飼育されているジャージー牛。その生乳を使ったゴーダチーズを熟成し、低温でじっくりスモークした。赤いパラフィンを取り除くと、ソフトな燻香がふわりと漂う。「ジャージー乳ならではの濃厚な味わいをギュッと濃縮したようなチーズで、薄く切ってハイボールのお供にするのが定番。粗挽き黒胡椒をかけても美味しい」(ツ)
おぼろ昆布の旨みが白エビの甘みをさらに美味しくする
富山湾でしか漁獲されない“富山湾の宝石”こと、白エビ。丁寧に手剥きされた新鮮な刺身は、とろける食感に悶絶する。もうひとつ、ツレハナさんが推すのは、富山で江戸時代から続く伝統製法の昆布締めだ。「おぼろ昆布のほのかな塩気が、白エビのねっとり濃厚な甘みを引き立てて最高です」(ツ)。甘口醤油をほんの少しつけて味わいたい。
魚卵好き、感涙必至。キャビアのようなプチプチ新食感
主に日本海に生息するカジカは、厳冬に抱卵する。その卵を水揚げした日に特製の醤油ダレに漬け込んだのがこの珍味だ。北海道“増毛のキャビア”と称され、「粒が小さく、かためのプチプチとした食感に大感激。漬けダレもいい塩梅です」(ツ)。旨みは濃いが、しょっぱさはなく上品。日本酒片手にチビチビ食すのがツレハナ流。
うなぎの旨みともっちりおこわが風味一体に
「晩酌しつつ、美味しく小腹も満たしたいときは、コレ。レンジで温めれば、伝統のタレが染みたもっちりご飯にふっくら蒲焼きで、ああ幸せ」(ツ)。皮を削ぎ落した九州産うなぎの蒲焼きを、国内産餅米のおこわにのせ、押し寿司風に仕上げている。豊かな風味とまろやかな味わいに、焼酎が合うのなんの。１個50g のサイズ感と個包装も重宝する。
ツレヅレハナコさんが選ぶお酒のおつまみ第1弾はこちら
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